月末水曜の不忍ブックストリート

 ブーザンゴの棚についでもあり、腹立たしいコトもあり。
 なので、夜の不忍ブックストリートを歩く。歩く。
 根津で地下鉄を降りて(ホントは昇ってだけどさ)取り敢えずオヨヨ書林に。
均一棚にホッソリしたのとガッチリしたのとあんちゃんが二人取り付いている。間隙を縫って(や、割り込んだわけじゃないっす)物色。今日はあたりはなし、かぁ。
こういう日もあるさと思って店内を一巡り。今夜の店番はさんごさん。愛嬌のある美人を見たので多少機嫌が直る。しかも頼まれていた本が悪くない値段であったので機嫌ますます直る。

 通りを渡りはん亭の裏を通って、千駄木方向へ。洋食屋のボボは休み。CLAN PAPAは開店準備の真っ最中。のどを湿したいような気分だが酔っ払ってブーザンゴに行くのも気が引けるので我慢。
あいぞめ書店の脇を入って車屋あたりの美味しそうな匂いをかぎながら暗い道を歩く。すみれは休み。Bar nezzの位置を確認。今度、入ってみよう。
見当でエイと左折したらブーザンゴの脇に出た。ワハハハ。人間慣性誘導装置と呼んでくれたまえ。偶然かも知らんけど。
 ブーザンゴジンジャーエール。氷はナシで。棚の本を拝借してちょっと確認作業。ブラックウッドとか。アーサー・マッケンとか。そういえば、ラブクラフトおフランスではポー並みに評価されているのだそうだけど、フランス人の神話作品って紹介されないのかなぁ?されねぇだろうなぁ。
 寅屋に寄ろうかと覗いたら、タバコ吸ってる常連客がいたので、遠慮。そのままよみせ通りを抜けて鳴滝へ。
 客はまたしても私一人。店とご主人を独占だ。いわしの糠漬を焼いたの(美味!)を齧りながら、酒を呑む。常温放置http://d.hatena.ne.jp/amanehento/20060528についてあれこれと話す。実践の人と話すのは気持ちがいい。大変に愉快な気分になる。


ああ、少々呑みすぎた。