その日のことども

さて、いよいよ当日。
出撃時のいでたち。
ちなみに昨年の格好はこちら。http://d.hatena.ne.jp/amanehento/20060429 
上着もズボンもおんなじだ。

 去年と同じく往来堂書店脇へ。まずはオイリさんに挨拶。そー言えばオイリさんは使い込んだカッコいい自転車に乗ってるな。

●専従スポットと店主の方々
今回私たちが担当したのは乱歩゜。さんさき坂の通りから曲がってスグ。

じゃんけんで配置場所を決めていただいてから、われわれは大家さんにご挨拶。よろしくお願いいたします。
バタバタしているうちに開店時間だ。

●新装備
今回は前回の教訓を生かして膨大な予算と開発期間をもって新装備の導入に踏み切った。携帯汎用作業プラットフォーム、略してガバン。これを装備して、スタンプ押しを開始。やー、なかなか具合がいい。

この勇姿を見て「シノバズ君だぁ」と口走った挙句、クスクス笑いやがった女子が若干2名ほどいた。くそぉ。

オペレーションはこんな感じ。吊紐をイベントのテーマカラーのヤマブキ色のものに換装してある点などにご注目いただきたい。

お昼は家内と交代で乱歩で摂る。ドライカレー。見た目チキンライスなんだが辛い。多分タバスコを一振りしているのだろう。
戻って、スタンプ押しを変わろうとすると、まだできるからあなたあっちで誘導していらっしゃいといいやがる。おいおい、その画板じゃなかったガバンは俺が買ってきた俺の思い付きだぞ。なんでお前がそんなに嬉々として使っているんだよ。と思ったが大人気ないので我慢。家内はその後も言を左右して、最後までスタンプ押しを続け居った。くそぅ。
後で聞いたら家内のスタンプ押しは結構好評だったらしい。「乱歩のスタンプはおです」というトークが付いていたのが好いんだとさ。

そんなわけで私は森茉莉かい堂さんの隣で午後一杯を呼び込みともゲストコントロールとも着かないことを胴間声張り上げることと相成った。ちわみさんにはご迷惑だったと思う。スンマセン。そしてありがとうございました。店主仕事に限らず、ゲスコンなどにも積極的に関わってくださったので大助かりでした。

●ゲストコントロール
 「車が入ります。お気をつけ下さい」と声を出すのだが吾関せず焉で皆さんケツ突き出して箱店を睨んでいる。で、そのスレスレをホコリだらけのボデーが掠めてゆくワケだ。何人か轢かれりゃ良いのにナとも思ったが、思うだけにしておいた。

●陽射し
私はどちらかというと書斎の人間だ。勤め人としてはかれこれ20年近く内勤の座り仕事をしている。しかも夜明け頃に家を出て、暗くなってから家路に就く。つまり文字通り隠花植物のような日陰の人生をおくっている。
それがどうだ。わが身を照らすこの陽射。わが肌を灼くこの紫外線。
午前中はよかったんだがお昼になったら、乱歩脇の出店場所は俄然日向になるところだった!
日中の直射日光をこんなに浴びたのは何年ぶりだろうか。
明日あたり熱出るんじゃないだろうか。いや、間違いない。(>ホントに出た)

●自転車
面白かったのは皆さんがが折りたたみ自転車持参であちこち廻っておられたこと。しかもお客さんだけじゃなくて、店主さんたちも。

●後悔
嫌記箱さんのスケベっちい看板を売ってくだされといえなかったのが大きな心残り。さすがに家内の前では言い出せなかった。慙愧に耐えぬ。

●ついでに
帰路は根津のふれあい館から日暮里の駅まで家内と支えあってヨロヨロ歩き。結局40分もかかってしまった。もお、若くはないのだなぁ。
若くも無いのに、アンダー30の秋の一箱、お手伝いしますって、言っちまったしなぁ。ああ、調子に乗るもんじゃないなぁ。

「第1回外市」のしずく〜幻の2日目〜開催

『「第1回外市」のしずく〜幻の2日目〜』が開催されるそうだ。
まあ土曜日1日だけの開催ではもったいないなあという気はしていた。しかも各自一箱のみ(例外あり)というのが、品がいい。

開催概要はこちら→http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20070311

ところがこの日は彩の国古本祭りの真っ最中!「外、行く?」と問われても即答できないのが、ああ悩みじゃ。

第四回 一箱古本市参加要領発表

文章は私の責任で一部整形しています。以下の情報は2007年3月1日現在のものです。最新情報は公式blogなどを必ず参照してください。
以下引用です。

★第4回「不忍ブックストリート一箱古本市」のお知らせ

 谷中・根津・千駄木エリアの書店、雑貨店、ギャラリー、カフェなどの店舗の軒先をお借りして、一人が一箱分の古本を持ち寄って販売する青空古本市、それが「不忍ブックストリート一箱古本市」です。2005年春、2006年春と秋に続き、今年は第4回目となります。おかげさまで、すっかり地域に定着したイベントになってきました。
 当日までには「不忍ブックストリートMAP」の改訂版も完成します。地図を片手に、街を散歩しながら、古本に出会えるという、日本初のネットワーク型古本市です。恒例のスタンプラリーも行ないます。

第4回「不忍ブックストリート一箱古本市
2007年4月29日(日)11:00〜17:00
*雨天決行

 この一箱古本市に出品される方(店主)を募集します。箱の総数は80〜100箱を予定しています。店主の受付は、今回から先着順となります。
 また、会計の方式は以下のようになります。
A)オヨヨ書林往来堂書店、古書ほうろうに出店する店主は、前回どおり、場所ごとの会計。つまり「集中レジ」方式。この場合は、各自が決められた時間帯に店番をしていただければ結構です(それ以外の時間は自由行動)。
B)それ以外の大家さんでは、店主(一箱)ごとの会計になります。つまり「フリーマーケット」方式。この場合は、店主が一日を通して店番する必要があります(助っ人のサポートはあり)。複数での参加に向いています。
 応募時に、A・Bいずれかの希望を出していただきます。ただし、ご希望に添えない場合があります。

◎応募期間
応募開始 3月15日(木) 午前0時
定数に達し次第、受付を終了します。

◎応募方法
3月15日から以下のURLで申し込みができます。
http://sbs.yanesen.org/cgi-bin/entry.cgi
申し込みフォームに、下記の項目を記入してください。

1 屋号(かならず付けてください)
2 氏名(本名をお書きください。匿名希望の場合、その旨をお書きください。複数参加の場合、代表者のお名前だけで結構です)
3 参加人数
4 住所
5 電話番号
6 メールアドレス(ケータイ不可)
7 自分のサイト・ブログ・mixiのページなどがあればご記入ください
8 出店する場所の希望(いずれかを選んでください)
A・「集中レジ」方式、B・「フリーマーケット」方式 C・どちらでもいい
9 品揃えや販売のしかたについてのPRを200字以内で(かならず書いてください)

*1、7、9以外は実行委員会で管理するためのデータであり、外部には公表しません。

申し込みフォームが使えない場合、上記項目を記入の上、hitohako@yanesen.org までメールしてください。

◎参加費
2000円
参加受付後に口座をお伝えしますので、3月29日(木)までにご入金ください。
同日までに入金のない場合、参加が取り消しとなりますので、ご注意ください。
また、当日の出店をキャンセルされても、返金はできませんのでご了承ください。

その他、詳細は「不忍ブックストリート公式サイト」(http://sbs.yanesen.org/)およびブログ「しのばずくん便り」( http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/ )に順次アップされます。

◎「助っ人」(ボランティアスタッフ)募集
事前の準備から当日の運営まで、できる範囲で「一箱古本市」を手伝って下さる方を求めています。古本イベントの隅々まで体験できるいい機会です。
なお、古本市当日の「助っ人」と出店者(店主)を兼任することはできません(事前の助っ人と当日の出店の兼任は可)。
問い合わせ hitohako@yanesen.org

とのこと。ついに始動ですよ、みなさん。さて、どんな風に参加しようかなぁ。思案投げ首。

古書往来座へ

 残業してから家内と池袋の古書往来座で待ち合わせ。いつもなら西武百貨店池袋本店のリブロの児童書コーナーなんだけど、今日は家内が旅猫雑貨店へ駆け込んでいるはずなので、近いほうで待ち合わせ。
 見ると家内はニコニコニコしている。なかなか良い本が買えたので満足らしい。旅猫雑貨店でか猫さんと研ぎ猫さんとお話してきたのがうれしかったらしい。これから向かいのカレー屋http://www.toshimaku-town.com/review/ts026569でカレー喰うのが楽しみらしい。で、ニコ×3。ふん、カワイイやつだ。
 往来座では1980年代のレース編みの本(家内のだ)と昭和30年代のお菓子の本(私のだ。つくりはしない、読むだけ)を購入。2冊で700円。ありがとうございます。ご店主と少々話す。
 出ようとしたら、一箱古本市のNさんが居られた。久闊をわびて、少々立ち話。
 本家?の一箱古本市もそろそろ始動かな?前回はイロイロあって乗れなかったけど、今回こそは。

 ナーン千切りながら家内曰く「か猫さんに往来座さんにNさん。今日は古本的に濃かったわー」。そだね。

外市発、旅猫雑貨店経由、サンシャインシティ大古本まつり

amanehento2007-02-24

 というわけで、家内と出かける。
午後1時に往来座前で知人と待ち合わせ。すずめやhttp://www.geocities.jp/dorayakisuzumeya/index.htmでどら焼き買ってからと思ったら、やっぱり売り切れていたので、最中を買う。これもとても美味しい。
 裏道伝いに往来座へ。今日はわめぞ外市http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20070224#seemore
「古本市やっってマース、ご覧になってってくださ〜い」との呼び声響く。(追記:この人は何者だろうと思っていたら週刊現世7号http://d.hatena.ne.jp/sedoro/20070225で正体が知れた。なるほどそういう人なのですね)。
佇まいを一見すると普段の往来座だが、近寄ると棚の様子というかオーラが全然違う。家内はものも言わずにチェック開始。
 瀬戸さんに挨拶。「かもめを見ることができなくて残念です」といったら笑って「あれですよ」と指差してくださった。あ、広告を吊り下げる腕木かと思った。そうこうしているうちに家内が数冊摑んでいる。火星の庭の箱で割りにいい感じの第一世紀の暮らしの手帳を見つけたとのこと。よかったね。棚の感じはやっぱり斯界の玄人筋のチョイスというべきところ。そりゃあ、「ありゃ?」みたいなものもあったけど。値付けはほぼお祭り価格。
店内一巡しようと思ったら、混んでおる、混んでいる。このお店にこんなに人が入っているのハジメて見た(いつもは私たちを入れても瞬間最大風速で4人)。いい感じの賑わいで結構だなぁ。
 狭い所を塞ぐのも申しワケがないので、「ぞ」のお一人の旅猫雑貨店さんへブラブラ。私たちの前方にも数人、後方にも数人、とても地元民に見えないのがそぞろ歩いている。まあ、関係者の狙いそのマンマだ。外市で貰った絵地図http://tabineko.seesaa.net/article/34533298.htmlの通り歩いたら、ちゃんとあった(<アタリマエか)。おお凄い、路面店だ。しかも狭い店内だが混んでいる。空くまで、表で待つ。後方のそぞろ歩きさんたちは引き返していった。しばらくして入店。男客が居るのはどうしたことか?手ぬぐい一本を求める。狙っていた柄のスカーフ手ぬぐいが品切れなのは残念至極。それにしてもこの人は確実にステップアップしている。多分、あと4年くらいでもっと人通りのいいとこに進出すると見たね、あたしは。
その後、雑司が谷霊園を通ってサンシャインへ。大古本まつり。相変わらず通路が狭い。どうもここを廻った後は疲れてしまう。

寄り道の方法

 ここのところ(正確には昨年の8月頃から始まり昨年の師走に顕在した)、会社員仕事の圧迫がきつくなっている。ために平日の寄り道の回数と行動圏が極端に縮小してしまった。

 具体的にはほぼ毎日残業が発生するようになり、かつ時間1時間程度だったものが90分から120分程度に伸びているのっである。会社を出る時間と自宅に帰り着かなくてはいけない時間がグッと短くなったのだ。
 会社を出るのが遅くなった分。帰りを遅くするということはできない。家で待っている家内のことと明日の仕事のことを考えると家に帰り着くのをあんまり遅くするワケには行かないのである。それにあまり遅くなると散歩コースの最後のほうでは空いているお店がコンビニと飲み屋だけということになってします。
 そんなこんなで平日の寄り道の回数と行動圏が極端に縮小してしまった。 おかげで半年近く平日夜に谷中界隈をぶらぶらしていない。
 コレじゃあイカンだろう。 谷根千界隈散歩を復活させるにはどうすればいいのか。
 簡単に考えると30分から60分スタートが遅れるのがどうしようもないなら駅から現地までの移動時間を短縮するしかないのだろうな。そう考えると答えは出たも同然で、チンタラ歩いていないでもっとサッサカ移動する方法を採用すればいいのだ。問題は駅を降りてからの移動時間なのだ。
 歩くよりも早く、電車のなかに持ち込み可能で、オフィスに保管可能で、充分に廉価なかつスマートな交通手段。となるとやっぱ折りたたみ自転車みたいなのを使うのだろう。
 徒歩に比べて自転車は一時間当たりの速度は4倍、一日当たりの移動距離は3倍なんだそうだ。不忍ブックストリート散歩は大体1時間強なので行程を30分に短縮できれば、家に帰るのお遅らせることなく寄り道が可能になるので。計算上は。

 それに。都内を自転車で流したら気持ちいいだろうし、カッコいいだろうな。

こんなことを、くだらない残業会議の最中に考えていた。

外市のチラシを貰いに

 外市のチラシを貰いに往来座さんへ。相変わらずに感じのいいお店だわい。チラシだけ頂いて家内と食事へ。帰りに往来座さんに出会う。

挨拶して気になっていたコトを尋ねる。「どこに箱出しするんですか?」
まだあんまり考えていないとのこと。
ふうむ。ナゾは解けぬまま。

 電車の中で家内とチラシを眺める。
 それにしても、わめぞ。字面も語感も奇妙な雰囲気。“てにをは”というか“ドミソ”というか。まあ、ちょいと符丁風だ。だが、“谷根千”のような格調にはイマイチ乏しいような気がしないでもないでもない。そうだ、谷根千みたいに漢字にしたら、どうだ?
早目雑



ああ、よけいヘンになっちまったよorz。
わめぞの皆さん、ゴメンナサイ。