古本お休み処 ダイバー(探求者)訪問

 今日は午後から休暇をとった。
 久しぶりに有楽町の三よしhttp://www.h5.dion.ne.jp/~miyoshi/でランチにして、その後に退屈男さん(それにしてもこのひとはよく歩くよく読んでよく知っている。たいしたものだ)のblog、退屈男と本と街http://taikutujin.exblog.jp/で拝見して、気になっていた「古本お休み処 ダイバー」へいってみようと目算していたのだが。
 小雨が降り始めたとこを三よしに辿りついてみると、1時チョイ過ぎでもう「支度中」の札が。くそぅ。とはいえ座るのにもお金がかかる界隈でボンヤリもしていられないので、すきっ腹抱えて神保町へ。
 皆さんのブログの記述が親切なので、迷わずにたどり着く。

 う〜ん。

 見てくれは古本屋然とした古本屋を見慣れているので少々奇妙に見えます。手書き看板がまた微妙な雰囲気で。
 中身の本棚はもっと奇妙。というか個人の蔵書そのもの。ご主人の旧蔵書が主体らしいことは予備知識として知ってはいましたが、これほどの内容とは思いませんでした。強いて言えばブーザンゴの棚に雰囲気似ています。しかもラインアップがヘン。
 ブーザンゴは仏文中心で割りにまとまっていますが、ダイバーは興味の系統が6系統ぐらいある。私の本の興味は大体3系統程度だから、ここのご主人は私の倍くらいヘンな人ということになります。
勘定のときにご主人にそう申し上げたら、「なんです、そりゃ」といって笑いながら頭をツルリとなでる仕草のカッコいいことよ。
ああ、また目上の人につまらなくて失礼なコトいっちゃったよ。後悔。
求めましたのは

真言立川流―謎の邪教と鬼神ダキニ崇拝 (Esoterica selection)

真言立川流―謎の邪教と鬼神ダキニ崇拝 (Esoterica selection)

 価格は適価で、と申し上げておきましょう。
その後、白山通りを浦島太郎の気分で歩き、夕方に家内と落ち合って一緒に帰宅。地元で食事して、家で二人でゆっくり「ローマの休日」を観て。
 今日はそんな結婚記念日。