不忍ブックストリート、ブーザンゴ〜寅や

 三崎坂の上での用事を済ませてからブーザンゴへ。きょうは腹の立つことはない。
ブーザンゴ、久しぶりだ。ご店主に「先日はお疲れ様でした」と声を掛けられたのがくすぐったいようなウレシイような。
ドリンクはウイルキンソンのジンジャーエール。生姜っぽいのがなんともいえぬ。400円。興味範囲の本があったので一冊買う。
 ご店主に相談事少々。ついでに並びの居酒屋「寅や」のコトを尋ねる。
気にはなっているんですが行ったことないです、とのこと。うん、ご店主はアカチョーチンって感じじゃないもんなぁ。
 思い切って行って見るか。ブーザンゴを出て右に曲がって45歩で寅や。開店早々でお客は私だけのようです。
 店切り回しているのはオヤジだけかな。生ビールたのんで壁の短冊にらんで、枝豆/谷中しょうが/牛すじを頼みました。この順番で出てくるかと思ったんだけど、ちょいと目算違い。枝豆が茹で置きじゃなくてその場で茹でてくれるんだねこれが。いつものなのかなぁ?今日最初の客だからかなぁ?だから枝豆来る前にビールが空いちゃった。
目算違いといえば、うれしかったのがお通しで出たカブの炊いたの。こう一個丸々をカブの葉刻んだのと炊いて、汁張った椀に入れて出してくれた、これがウマいんだ!
牛すじも結構でしたね。仕事したモノがうまいのはいいことですよ。
いけないのはビールの後で頼んだお酒。これだけが、ねぇ。いわゆる悪い意味でフツーのお酒。でも茹でたての塩の利いた枝豆に合うんだ。
 しかも勘定がやすい。
 差し引きすると、私にとってはとってもいい店。
 なので、みんな行くな