ポスター貼らせてください。その2

amanehento2006-03-25

 陽気もいいので家内と都内へ。一箱古本市のポスターの広告営業?です。
 全然貼らせてもらえていないので、気が重いです。
 よく考えたら、わたくし、頼まれゴトは平気の平左でホイホイ引き受けますが(助っ人だってそうだ)、頼みゴトとか指図はの苦手なのでした。
そういえば、クソ親父もそうなんでして。ポスター貼りがチチとして進まないのは、こりゃ、血ですな、血ぃ。のせい。そおかぁ、血じゃあしょうがないねぇ、あはははのはぁ。あーあ。
 足取りも重く、池袋の往来座へ。レジに美人のオネェさんがいるので意を決して頼んでみることに。「あのー古本のイベントがあるのですがポスター貼らせていただかまセンでしょうか」
ポスター見せると「ああ、店長これこれ!」「ああ、ナンダロウさんのとこの!いいですよじゃんじゃん貼っちゃいます」
も、二つ返事でした。よかったー!この調子でスラスラ行けばなぁ、と思っていたら次の夏目書房では断られました。曰く「この種のポスターはみんなお断りしてるんですよ」。古本屋としてはイイ意味で商売っ気の薄いいい店なんですよ。
 気を取り直して、田端の石川書店へ。ここもアウト。ここのガラス戸は何にも貼っていない。古典的な古本屋としての端然とした美しさ(エロ本を置いていないのがいいんだ!)があるので、頼みにくかったんですが。おお、いかん。イイワケになっている。
忠敬堂はハナからパス。ここは「勧誘セールス一切断り」。セールスを虐待しているのを見たことあるから。いや、もうホントに。
夕方になってきたので、ブーザンゴでお茶。三軒まわって出来高一軒。
「でも、あなたの好きな往来座さんに貼ってもらえてよかったわね」
ああ、妻よ、ありがとう。往来座さんもありがとうございます。