手のあるアイデア

 何もかもがアイデアマラソンのコヤシと考えるようになりました。発想をするネタになるということも一つですが、アイデアマラソンは既存の発想法や知的生産の技術に共通する横断的な技術だからです。
私がいままで関心をもってみききしてきたそれらの事柄がアイデアマラソンにいろいろ結びつきます。なかなか面白いです。
イデアや考えはほかのアイデアや考えというものに結びつく性質があります。私はこれを「アイデアには手がある」と表現しています(多分もっといい表現を樋口先生はお持ちでしょう。もう少しいい言い回しがないか工夫しなければ)。
思いますに、どうも優れたアイデアほど手が多いようです。いろいろなアイデアとの親和性が高いのです。そして、結びついて新たな価値を生み出します。
アイデアマラソンは大変優れたアイデアですからこれからもっともっといろいろなバリエーションができてくるでしょう。そういったものの目撃者になることができるのはそうあることではありません。