連番管理方法の意味

 アイデアマラソンによるアイデアの集積からは何かを生み出すことができる(かもしれません)。溜まったアイデアの数次第です。アイデアが溜まるまではアウトプットにはなかなかならない。
 裏返して言えば、即効性がないわけです。
なにもかも断片的発想が1000以上溜まってからのことです。もちろんアイデア出し作業を続けている間はどんなテーマが浮かび上がってくるかはわかんないわけです。
 ある意味でゴールが見えないのですね。これは欠点です。ともすると挫けてしまう。やる気がなくなってします。いかに開始当初のやる気を維持するか。

 だからこそアイデアマラソンはアイデアを質ではなく数を出すことにこだわっているのでしょう。1000件出す。出し続ける。1年続けるという仮の目標を設定しているのですね。
なるほど。(この量より質というのはブレインストーミングの考え方そのものですね)。
 ですから、アイデア記録のための連番管理方法(コレはぜひ公式HP初心者トピックのアイデアの記録方法をご参照ください)もプロセスを認識させることでゴールへの接近を意識させる手段なのですね。なるほど、なるほど。

 しかし、アイデアマラソンの目的は頭を知的作業に対してホット・レディhot readyの状態にしておくこと、です。
 アイデアマラソンで出てきたアイデアはむしろ副産物であって、将来への貴重なストックと理解しましょう。何しろ過去の自分は現在と将来の自分にとって大切な相談役です。一人ブレインストーミングの隠れたメンバーなんですから。