アイデアマラソンは一人ブレインストーミングである。

 このテーゼは私が発見?したつもりなんですが、もう皆さんお気づきですよね、きっと。
アイデアマラソンは結果的に一人で長期間行うブレインストーミングです。
 共通点はまず、質よりも量が求められている点。アイデアマラソンブレインストーミングもともに意見の数を多く出してその多様性の中から新しいものを生み出そうとしています。
 ブレインストーミングにはテーマがつき物ですが、アイデアマラソンはフリーというテーマで行っているブレインストーミングのようなものですね。あるいは自分自身の問題意識や好奇心そのものがテーマだともいえます。これはちょっと共通点というには風呂敷広げすぎですね。
 テーマは広汎、メンバーは一人(正確には過去の自分と現在の自分と未来の自分の三人ですが)。短時間でガーッとネタを出すわけにはいきません。時間がかかるワケです。

ブレインストーミングの4つのルールとアイデアマラソンの関係性でいうと、こんな感じでしょうか。

  • 「出された意見を批判してはいけない」自分の意見は自分で批判しませんものね。アイデアを吟味するのはそれぞれのアイデアが出たところで行うのではなく、
  • 「アイデアを実行する手段まで責任を持つ必要は無い」実行可能性という次元の低いフィルターをかけてはいけません。あなた自身の中に実行手段の知識がなくても世の中にそして将来に必ず実現手段は存在しています。つまんない、遠慮でアイデアを制限してはいけません。
  • 「発展的にたくさんのアイデアを出す」これです、これ。アイデアマラソンっぽいですね
  • 「アイデアの関係性を検討しながら整理する」これはアイデアマラソンの次のステップです。