考えること。
昼休みに一箱古本市まとめリンク集を起点にフラフラ。
その中のlaphroigさんのやっぱりラフロイグのエントリ「一箱古本市」なかで引用されている南陀楼綾繁さんの文章。
「不忍ブックストリートMAP」や「一箱古本市」について、ぼくが果たした役割をひとつだけこっそり自慢させていただくと、それは、地図についても古本市についても「編集者」として関わったコトである(サイトなどではライター、編集者と併称しているが)。つまり、企画をどう進めるか、スタッフをどう組み合わせるか、店主をどう配置するか、などなどを、編集者としての考え方で提案していったのだ。古本市なんてやったコトはないが、人と人を組み合わせてカタチにすることは、本や雑誌をつくることとそんなに大きく変わらないのではないかと思ったからだ。
このコメントとlaphroigさんのエントリに書かれていることで、いろいろと腑に落ちることが多い。未読の人は、オリジナルをぜひ読んでほしい。多少微妙な文脈で語られているのを承知していてね。
さて。
一箱古本市は書籍、特に雑誌であったのだ。
なるほど。
特集があって、連載があってすべてをまとめる表紙がある。不忍ブックストリートMAPは目次でスタンプラリーの仕掛けはしおりだ。
雑誌は小説と違って最初から最後までリニアに読み進める必要はない。好きなところから入っていける。街だってそうだ。好きなところから入って用を足したら出て行く。そりゃ住んでいる人もいるけどさ。
この辺のハイパーテキストな感じがネットワーク型古本市のネットワークたる所以なんでしょう。あ、普通の古本市が小説とか映画とか絵画とかに擬えられるかどうかは別。次元の違う話です。
会社員として展示会とかお客様感謝イベントとか社葬とか、リニアな構造を持つ劇場的イベントに関わってきた身の上としては、コレは改めてスゴーク刺激的なことです
セイゴオ先生の言ってることはこういうことなのね!
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でもこんなことは皆さん先刻ご承知なんであろうなぁ。くそう。出遅れ感が身を苛むぜ。
あのですね。雑誌ってことになると一箱古本市で『袋とじ企画』って、どうですかね?
ナゾの16番目の出店場所。地図に載っていないけれどもスタンプ用意してあって、16個コンプリートだと特別な賞品もらえるとか。マッチ箱二つとか。