ポケアマ手帳を蛮用する

「思考は放射状だから、アイデアを通常の罫線のノートで左から右へ上から下へリニアに書くのは不適当である」
そんなことを「考具」の著者の加藤昌治さんがどっか(多分ご自身のHP)で主張しておられました。
考具 ―考えるための道具、持っていますか?

なるほど。
だから、こう、紙の真ん中にテーマをポコンと書いてそこからアイデアを放射状に展開していくと「出がいい」のだそうで。
放射状といえばマインドマップとかマンダラートもそうですものね。
と、ここで閃きました。
ポケアマ手帳をマンダラートみたいに使ってみたらどうでしょうか?<ハイこれ、本日のアイデアです。
会社の昼休みにさらの見開きページを開いて、火曜日のマス目欄(連番74のマス)にアイデアを書き込みます。
そうしたら。
今までぼんやり考えていたことが、ツルツルツルっと72,74,76と真ん中の一行に並んだのですね。中心(74)が現在像。中心のした(76)が過去。真ん中の上のマス(72)に未来。未来のマスの両隣(71,79)には未来像から展開されたアイデアが二つ。
その展開アイデアを実現するための現在のとるべきアクションがひとつづつ(73,81)。それらのアクションのための過去の資産の展開方法(75)と活用方法(83)。これで9つのアイデアが出ました。
ほんとにあっという9マスが埋まりました。その後3時のティータイムに関連したアイデアがちょうど5つ出せたのでこのページは満了。これで(+14)です。
(このアイデアは業務上の改善案なもので、公開には差し障りがあるので実際の記入ページをごらんいただけません。ごめんなさい。)

  連番管理の通し番号を無視してしまうところが少々問題でしょうか。でも、番号を振るためにアイデアマラソンしているのではないですからね。それにこの方法では結構さくさくアイデアが出てきます。
来年は手帳の右のページの日付はページの右側に寄せてみては如何でしょうか?見開きの真ん中に記入用のマスを集めてしまうんです。<樋口先生へのご提案 これもアイデア