第四回 不忍ブックストリートの一箱古本市開催決定

 第四回 不忍ブックストリート一箱古本市の開催が決定したようです。http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20070125
 詳細はまだこれからだそうですが、徐々に盛り上がっていくんでしょう。

 今回こそはなんかするぞ。前回はなんでか乗り切れんかったもんなぁ(慨嘆)。

古書往来座 外市(そといち)─軒下の小さな古本祭─

 こんな面白そうな企画が進んでいる。http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20070224
勤勉な往来座さんのお店は外もキッチリと棚が配置されているので、どんな風にレイアウトして運営するのか興味津々。まさか外棚全部店内に収容して、当日は往来座営業しない、ナンテこたぁないよな。

 こんな風にミニマムで機動性と個性のある古本イベントが少しづつ立ち上がっているのは実は結構凄いことなんじゃないだろうか?これが一箱古本市のもたらした効果なんだろう。
 優れたアイデアやコンセプトは必然的に拡大してゆくし、確実に応用されてゆく。しかも本質は失われない。こういうムーブメントをすぐそばに実感するのは会社と自宅を往復することを強いられている勤め人としてはドキドキし、ワクワクし、そしてなんとなく羨ましいところだ。
 本家の一箱古本市も開催が決定したし、この辺の動きからますます目が離せない。

 ところで、このイベントの主宰団体はわめぞ。http://d.hatena.ne.jp/wamezo/これ都電つながりなのかなぁ?
 顔ぶれを拝見するに、一箱古本市絡みでお見かけしたり、ご縁のあったりした方が多い。これも一箱古本市の効果の一つ。

更新再開

 サンタさんがお年玉にやる気を下さったので、更新再開。
 ひさしぶりにログインしてスパムコメントを消したりしていると、なんだか古い宿に帰還してクモの巣を払っているような気分。

 秋の一箱古本市に乗り切れなかったり、体調を崩したりイロイロありましたが私は元気です。多分。

アンダー30の蠢動に臨んで

 さて、アンダー30による秋の一箱古本市の企画が蠢き始めているようです。「アンダー30」というキーワード以外、詳細はまだ何も承知していませんが、らしいというだけでも、なんだかワクワクしてきます。なにしろここんとこ暑かったり副業の会社員仕事がムチャムチャだったりで、面白いことがなかったもんなぁ。
 もっとも私自身はもはや、そしてちっとも、アンダーでもなけりゃ30でもないので、ここは支援に徹する(ルビにサボリと書いてあるワケではけして、ない)つもりです。
 でも、まあ、本筋に対しては支援だけれども、ナーンにもしないというワケにはいかないでしょう。なにしろ私はお調子者ですから。
 とはいえナニをするべぃか?
 今回は散歩とか回遊とかのほうや、本そのものよりはその周辺っぽいころで係われないかなぁ、とボンヤリと考えています。具体的には、まるっきりまとまっていないけど、そおねぇ。
1.キモノで歩く不忍ブックストリート
  できるだけチンタラ歩いて欲しいので。着物で駆け出す人もいないだろうから。それに最近私自身が浴衣を入り口にして着物に興味があるもんで。でもあれだよなキモノ同士のあの値踏みの目線でのはチット怖いな。
でも、まあ、こんな特集もあることだから>http://www.yanesen.net/backnumber/083/
2.シノバズ君グッズ販売
  これはぜひやって欲しい。たとえ栞一枚でもいいから。どう売るか、というのが要検討。自転車か担荷売が面白いと思う。移動販売。法的条件自体はクリアしやすいと思う。
3.本買い指南
  不忍ブックストリートのガイドツアー!いまんとこ、コレが一番面白いと思う。あくまでも谷根千ではなくて、不忍ブックストリートの、というところと「古本買いの指南つき」というところがミソ。ごく小規模にテストをしてみたこともあるけれども、コース選定と時間のとり方参加人数の按配などを加減すれば十分に可能なイベントだろう。これなら私自身もできるな。ミステリ古本専門になりそうだけど。ガイド養成に時間と手間がかかるけど、常設イベントにすることもできそうだから、これはまじめに検討したい。
4.不忍ブックストリート公式ガイド養成
  3.のアイデアを敷衍して、既存の有志コネクションを通じて検討していいと思う。これまたスポットイベントではなく通年企画化と有志コネクションの維持のためにも役立つのじゃないだろうか。
5.不忍ブックストリート検定
  3.4.ときたらコレでしょう。まあ、しゃれだ。コレに合格すると初級ガイド認定とか。

ま、イロイロ考えは出てくるけど、棒ほど願って、針ほど叶うンだろうなぁ。

拝啓、日本サッカー連盟様

この度のW杯は不本意な結果とやらになったそうで、残念に思います。
日本が居なくなった後、日本偏重が是正されたせいかW杯報道はガゼン面白くなったのは皮肉なものです。報道といえば、なにやら特定の選手や特定の監督が責任を問われたり問うたりしているのはなかなかに見苦しい見モノです。
ところで野球などでは敗戦責任は選手監督コーチ陣ときたら次にフロントが問われるモンなんですが、サッカーはそうじゃないんでしょうか?寡聞にして知らないんですが、言われるほど無能な監督を選んだ責任てのはJFAの誰も取らないんですか?
ひょっとしてみなさまご自身はお気づきではないのかもしれませんが、そもそもみなさまには代表監督を選任する力はないんじゃぁないでしょうか。どうもそのようにおもわれます。それは現在までの戦績みれば自明だと思うんですがいかがでしょう。
こんどもパ●パースだかムーニーマ●だか、違うな、なんだか倹約家みたいな名前のヒトと交渉されているようですが、みなさんはどうせ大した人を選ぶことはできないとおもいます。しかもなんだか水面下で交渉していたようで、リークの仕方がまたあざとかった!これはまた別の問題ですね。
いっそやりたがっているカマモトとか言うヒトにやってもらえばいいのにとも思いますが、それもお困りでしょう。
ですから代表監督は公募制にして選考プロセスを透明化するためにウイイレでチーム作って一番成績のよかった人に就任してもらうのはどうでしょうか?それなら選考方法も基準も明確です。
どうぞ、ご検討ください。

「それならサカツク使うべきじゃないかしら?」
そ、そお?

アンチヘブリンガンへ

(承前)ダイバーの前の道を左へ水道橋方面へ。それにしても私の知る20年前の界隈とは様変わり。日大法学部の図書館がつまらぬ建築に建て替えられているのがなんとも。こうも変えなくてもいいとは思うが、まあ、感傷には何の権利も伴わないからね。残すことだけが能じゃなし。
 旭屋書店の脇を入って水道橋グリーンホテルの前を渡ってスグ。そこがアンチヘブリンガンです。
ナンダロウアヤシゲさんが「ぜひいけ」とお書きになったのでhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20060613来ました。退屈男さんももう来ておられるようだしhttp://taikutujin.exblog.jp/d2006-06-22。ああ、我ながらミーハーだぜ。
 ああ、でもナンカいい感じのお店だ。
スタッフは二人キッチン担当のヒゲのおじさんとフロア担当のマダム。マダムに薦められて壁に向いたカウンターに。独りの時にはこのレイアウトは嫌いではないです。
「初めてでいらっしょいますか」と尋ねられた。
「ええ」と答えると
「ナンダロウアヤシゲさんのトコをご覧になられて?」
何で判ったんだ?匂いか?オーラか?それともマダムは読心術師か?
「やー、はははは、わかりやすい客でしょう?」とトンマな答えをしてしまったよ。
注文をしてダイバーで買った本を読んでいたら、脇のスタンドを点けてくださった。うれしい。
頼んだものはカルボナーラ(1000円)とバスのペールエール(600円)。飲食の代金と考えるとチト高めかな。けどこのお店での時間を楽しむなら、適価のレンジ。
お味のほうはというと、疲れているせいかもう少し塩気が欲しい。それとも粉チーズか。ああ、おいしいや。それからソースを拭きたいので、半キレくらいのプレインのトーストがあるとうれしいなぁ。背中のカウンターのほうからエビのグリルの香りがする。アカザエビ、スカンピかな。バナメイじゃあなさそうだ。
今度はワイン飲むぞ。
ところでアンチヘブリンガンですが何のクスリですか?えーと、頭痛薬?胃の薬?
「風邪薬なんですよ」と木箱を入った実物!を見せて下すッた。
「死ぬときに呑んでみようと思うんです。どんなもんかと思って」
や。それは止めておいたほうが。

 それにしても、退屈男さんにしろナンダロウさんにしろ、後をあるくと面白いなぁ。ウン。

古本お休み処ダイバーへ

 一月ぶりにダイバーへ。「いらっしゃい」と声が掛けられる。今日の店番は小柄な女性。年加減はわからない。白状するが私は女性の年齢の見当がとんと付かない。美人かとか好みかとかはモチロンはっきり識別できますが。
この方が退屈男さんが書いていた店主夫人なのかしらん?ううむ判らぬ。おお、いかん。店番の評判は置いておいて本棚のチェック。これまた好みのはっきりした本が増えている。
一冊買う。
帰りがけに戸口の張り紙が目に留まった。

お探しの本があれば学究肌の主人にお尋ねください

なるほどあのご主人なら学究肌かもしれんなぁ。
とよくよく読んだら学究肌、じゃなくて学習机、だった。ああ、目まで霞んできやがった。